wakhokとアジア

wakhokは、今、アジアとの連携を強めようとしています。
具体的には、中国、ネパール、ロシア、バングラデッシュのいくつかの大学と協定を結んで、現地で二年間wakhokのカリキュラムと日本語を学んでもらって、留学生を3年次への編入生として受けいれるとともに、全ての学生が日本に来れるわけではありませんので、現地でのwakhokカリキュラムの展開を考えています。
ヴェトナム、フィリピン、モンゴルとの連携も計画中です。

基本的なコンセプトは、どんな国も、IT技術・ネットワーク技術を必要としているということです。21世紀は、地球上の大部分の人たちにとって、農業生産の時代から、一足飛びに、ITネットワーク社会へ移行する、大きな変革の時代になると僕は考えています。僕たちと僕たちの国は、確かに、何歩か先を歩いています。僕たちが、先行者としてのメリットを、利益に変えることは十分可能です。そうした選択を排除するつもりはありません。wakhokの卒業者から、多くの成功者が生まれることを僕は望んでいます。

ただ、大学の基本的なミッションとしては、IT・ネットワーク技術の国際的な共有を促進することにフォーカスしたいと思います。もちろん、そうした技術の中核は、オープンな標準技術になると思います。